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Biz NISSAN 商用車、社用車選びは日産で

日産ADに代わるおすすめの車種とは?日産車種4選と社用車選びのコツを紹介

商用車として長年愛されてきたADは、2025年10月末に生産終了となりました。営業車として数多くの法人に利用されていたADの生産が終了したことで、次の社用車にどの車種を選ぶべきか悩む法人も多いのではないでしょうか。

日産にはADの代替としてご利用いただけるバリエーション豊かなラインナップがそろっており、AD生産終了後も用途に合わせ、自社に最適な1台をお選びいただくことが可能です。
今回は、ADの基本情報を振り返りながら、ADの代替車としておすすめの車種や社用車選びのコツについて分かりやすく解説します。

ADの特徴

まずは、長年にわたり、日産を代表する営業車として多くの法人にご利用いただいてきたADの特徴から紹介します。

ADの概要

ADは、あらゆる荷物に対応できるよう、スマートな外観からは想像できないほどの圧倒的な荷室スペースを実現した1台です。クラスを超えた荷室高を確保した背景には、リヤサスペンションのショックアブソーバーを後傾配置するといった独創的な工夫が隠されており、営業車、商用車としての利便性を第一に考えた設計が採用されてきました。
また、前席周辺には17もの収納スペースを効率的にレイアウトするなど、細部にいたるまで営業車としての利用しやすさを追求した点もお客さまからの高い評価につながっています。
ADの乗車定員は5名ですが、荷室を広げる場合にはリヤシートを倒し、2名乗車の状態で使用することができます。2WD・DXモデルの最大積載量やサイズは、以下のとおりです。

2名乗車時 5名乗車時
最大積載量 450kg 300kg
車両寸法(全長×全幅×全高) 4,395mm×1,695mm×1,500mm
荷室内側寸法(長×幅×高) 1,830mm×1,285mm×940mm 1,085mm×1,305mm×940mm
排気量 1.498L
燃料消費量 16.0km/L(WLTCモード)
最大トルク 146N・m(14.9kgf・m)/4,000rpm

※主要寸法・燃費はメーカー公表値/主要装備表に基づきます(グレード・駆動・測定条件により異なります)。

ADの利用が多い業種とは

荷室が充実しているADは、長年、さまざまな業種において商用車として利用されてきました。特に、次のような業種や使途での利用が多くなっています。

卸売業の場合、商品を販売店に運搬する機会や営業活動のために商品サンプルを持ち運ぶ機会が多くなります。そのため、広い荷室を利用できるADは、多くの荷物を運ぶ業種に最適です。
また、設備工事業や総合工事業では、さまざまな工具や機器、設備などの運搬が必要です。梯子や脚立など、長さのある道具を運ぶ場合であっても荷室の広いADなら十分に対応できます。さらに、運送業では、荷物を効率よく運搬できるよう、多数の荷物を一度に積載できる荷室の広さが重要になります。
このように、ADは広い荷室が必要となる業種を営む法人に特に愛用されてきた歴史があります。

長年愛されたADが生産終了!

多くの法人に愛されてきたADでしたが、2025年にその歴史に幕を下ろしました。ADの生産終了に伴い、同じ形の商用バンとの入れ替えを検討されるケースもあるかもしれません。しかし、現状では自家用車においても室内空間の広さを重視したモデルが人気を集め、ハイトワゴンやワンボックスなどが高い支持を集めています。クルマの流行は時代の流れとともに変わっており、営業車に求められるスタイルも徐々に変わりつつあります。

後ほど紹介するとおり、日産では、乗用車でありながら高い積載性を実現するモデルやAD以上の積載性を誇る商用車もご用意しています。これらのクルマに入れ替えると、燃費や車両本体価格の面からもAD以上のメリットを得られる可能性があり、商用車の枠にこだわらず、幅広いラインナップから自社に合った1台を選ばれることをおすすめします。

しかし、なかには慣れ親しんだADのような商用バンを継続して使用したいと考え、ADの生産終了を機に他社への乗り換えを検討されるケースもあるかもしれません。その場合、複数のディーラーとのやりとりが必要になり、点検や修理の依頼先や依頼方法が変わってくるため、車両管理も複雑になりがちです。また、使用するクルマによって操作性が異なるとドライバーに負担をかける可能性が高くなり、安全性の面でリスクが生じる場合もあります。

日産であれば、豊富なラインナップのなかからニーズに合わせた最適な1台をご提案することが可能です。社用車としてどのように利用される予定か、法人ごとの業務の特性や燃費性能、安全性能などを加味しながら、よりご納得いただける1台をご提案します。

ADの代替としておすすめの車種4選

ADの生産終了に伴い現在の社用車の買い替えが必要になった場合、どのような車種を選べば良いのでしょうか。ここでは、日産車の車種のなかから、ADの代替車としておすすめの車両を4つ紹介します。

車種 特徴 おすすめの法人
ノート ・先進的な安全装備
・高い燃費性能
・静粛性と後部座席の快適性
・荷物の積載量が多い卸売業
・個人宅の訪問が多い業種
・お客さまを乗せるサービス業や医療福祉業
NV200バネット ・大容量の荷室
・荷物の積み込みやすさ
・大量の荷物を運ぶ卸売業
・大型の荷物を運ぶ工事業
・長距離移動が多い運送業
デイズ ・軽自動車ながら十分な積載性
・高い燃費性能と安全性
・住宅地の訪問が多い営業
・患者さんや利用者を乗せる医療福祉業
・コストを重視したい法人
クリッパーバン ・軽自動車ながら高い積載性
・取り回しの良さ
・小回りを重視する運送業や工事業
・積載性と燃費の高さを重視する卸売業や小売業

乗用車ならではの快適性とe-POWERの経済性で選ぶ「ノート」

ノートは、先進的な機能を搭載したコンパクトカーです。e-POWERを搭載したなめらかで力強い加速と快適な乗り心地、静粛性はお客さまから高い評価を得ています。

ノートの基礎情報

項目 Xグレード(2WD)の場合
車両寸法(全長×全幅×全高) 4,045mm×1,695mm×1,520mm
室内寸法(長×幅×高) 2,030mm×1,445mm×1,240mm
荷室内側寸法(長×幅×高) 1,220mm×1,420mm×780mm(※)
排気量 1.198L
燃料消費量 28.4km/L(WLTCモード)
モーター最大トルク 280N・m(28.6kgf・m)/0-2,900rpm

(※)荷室内側寸法は2名乗車時における社内測定値

※主要寸法・燃費はメーカー公表値/主要装備表に基づきます(グレード・駆動・測定条件により異なります)。

車体骨格には、2020年のE13型デビュー時に、軽量化と衝突安全性の両立に寄与する超ハイテン材が採用されています。運転支援機能技術であるプロパイロット、360度セーフティアシストを実現する先進安全技術なども搭載されており、業務中の安全な走行をサポートすることが可能です。また、ノートの全高は1,520mmとなっており、都心部に多い機械式駐車場の高さ制限にも適用できる点も社用車に適しているといえます。(ただし、機械式駐車場の高さは全高1,550mm区画が一般的ですが、施設ごとに制限が異なります。入庫可否は事前にご確認ください。)

【積載性】ノートとADにミカン箱を載せた場合の比較

商用車として利用する際に気になるのが、積載性です。38cm×32cm×28cmのミカン箱サイズの段ボール箱を荷室に何個積載することができるのかをADと比較してみました。

その結果、ADの積載個数は28個、ノートの積載個数は17個となりました。

段ボール箱の積載数ではADに劣るものの、コンパクトカーであることを考えるとノートも十分な積載能力を保有しているといえます。また、150cmの脚立や台車などの積み込みも問題ありません。

これは、2名乗車・後席格納の条件でミカン箱相当(38×32×28cm)の段ボールを用いた社内測定値です。視界確保/安全確保のため、実使用時は運用ルールに従ってください。

乗用車ならではのノートの魅力

ノートの強みは、乗用車ならではの安全性能の充実、燃費の良さ、上質な走行性です。コンパクトカーならではの小回りの良さ、先進機能によるドライバーの安全性の確保、静かで快適な室内空間は、ドライバーの疲労を軽減します。
加えて、乗用車であるノートの後部座席は、ADよりも高い快適性を誇ります。リクライニングシートが採用されているノートは、後部座席にお客さまを乗車させる場合や複数人での移動が必要となる場合にも強みを発揮するでしょう。さらに、後部ドアの開口角度はADよりも大きく、約90度まで開閉するため、後部ドアからの荷物の積み下ろしも快適に行うことができます。何よりe-POWERならではの燃費の良さは、ノートの最大の魅力です。また、4WDモデルも用意されているため、雪道や悪路を走行するケースが多い場合にも対応できます。

※撮影モデル身長:182cm

月間のガソリン代の比較

以下の条件で走行した場合のADとノートのガソリン代を比較してみましょう。

ADの場合:燃費16.0km/L
(DXグレード・2WD・WLTCモード)
ノートの場合:燃費28.4km/L
(Xグレード・2WD・WLTCモード)
2,000kmを走行するために
必要なガソリン
2,000km÷16.0km/L=125.0L 2,000km÷28.4km/L=70.42L
月々のガソリン代 125.0L×157円=19,625円 70.42L×157円=11,056円

ADとノートでは、ノートの方が月間8,569円ほどガソリン代を低く抑えることができます。燃費の良さもノートの大きな魅力だといえます。

おすすめの業種

ノートはコンパクトカーとしてトップレベルの荷室容量を確保しており、荷物の積載量が多い、卸売業をはじめとした営業車におすすめです。また、取り回しのしやすさや低燃費性から、狭い住宅地を訪問することの多い業種や女性の営業員が多い業種などに高い評価を得ています。
そのほか、後部座席の乗り心地の良さ、高い静粛性による会話のしやすさなどから医療福祉業や不動産業など、お客さまにご乗車いただく機会が多い業種にもおすすめです。

〈事例〉実際にお乗り換えいただいたお客さまの声(2026年3月時点)

■お客さま情報
業種:工事業
保有台数:17台(リース契約中)

■お客さまの声 ※お客さまの情報が特定されないよう、一部表現を変更しています。
長距離移動が多い仕事のため、長年使ってきたADの乗り心地に不満を感じていました。座面が固く、腰が痛くなるという声もあったからです。
そんな中、日産の担当者に現状を伝えると、普段は段ボール2個しか積んでいないことや、月の走行距離が1,500kmほどであることを踏まえ、ノートをご提案いただきました。
最初はリース料金が高くなることを心配していましたが、実際にはノートの方が燃費が良いため、燃料代のコスト削減につながりました。
車両にかかる月額費用はやや上がりましたが、腰痛による休憩回数が減ったという使用者の言葉から、従業員満足と業務効率の向上を実感しています。

荷室の広さで選ぶなら王道の「NV200バネット」

小型商用ライトバンであるNV200バネットも社用車としておすすめの車種です。商用車シリーズ「バネット」の5代目で、コンパクトなボディサイズながら広い室内空間と荷室を備えている点が特徴です。

NV200バネットの基礎情報

項目 DXグレード(2WD・5人乗りバンに2名乗車時)の場合
車両寸法(全長×全幅×全高) 4,410mm×1,695mm×1,855mm
荷室内側寸法(長×幅×高) 1,900mm×1,500mm×1,320mm
排気量 1.597L
燃料消費量 13.4km/L(WLTCモード)
最大トルク 150N・m(15.3kgf・m)/4,000rpm

※主要寸法・燃費はメーカー公表値/主要装備表に基づきます(グレード・駆動・測定条件により異なります)。

2025年11月には一部仕様がアップデートされ、先行車発進お知らせ機能やドアロック連動格納機能付きドアミラー、コンフォートフラッシャーが全グレードで標準装備となり、安全機能も向上しています。

【積載性】NV200バネットとADにミカン箱を載せた場合の比較

ノート同様、積載性の高さを比べるため、ミカン箱を載せた場合、NV200バネットはADを20個上回る48個の段ボール箱を積載することができました。その上で台車を2台積載する余裕もあるほどの大容量です。また、ADの床面地上高が525mmであるのに対し、NV200バネットの2WDタイプでは床面地上高が5mm低い520mm(2WD)に設定されているため、荷物の積み入れや積み下ろしもさらにしやすくなっています。

これは、2名乗車・後席格納の条件でミカン箱相当(38×32×28cm)の段ボールを用いた社内測定値です。視界確保/安全確保のため、実使用時は運用ルールに従ってください。

大容量のNV200バネットの魅力

NV200バネットは、ADに比べて車両サイズも大きいことから積載容量も大幅にアップしています。また、進入禁止、最高速度、一時停止の3つの標識を検知し、注意喚起を行う標識検知機能、フロントタイヤの向きや角度が一目で分かるタイヤアングルガイドも装備されています。タイヤアングルガイドは、車庫入れ時や狭い道での切り返しの際など、タイヤの回転予想進路を示すため、スムーズな操作を助け安全性を高めます。また、高速走行時のふらつき警報(インテリジェントDA)で、長距離運転時のドライバーの注意力低下を警告する機能も付与されています。

月間のガソリン代の比較

ノートと同様の条件で、ADとNV200バネットの月間のガソリン代を比較してみます。
・月間走行距離:2,000km
・ガソリン価格:157円/L(※政府統計局:小売物価統計調査 調査結果 価格の動向「ガソリンの東京都区部の小売価格」2026年2月時点)

ADの場合:燃費16.0km/L
(DXグレード・2WD・WLTCモード)
NV200バネットの場合:燃費13.4km/L
(DX・2WD・WLTCモード)
2,000kmを走行するために
必要なガソリン
2,000km÷16.0km/L=125.0L 2,000km÷13.4km/L=149.25L
月々のガソリン代 125.0L×157円=19,625円 149.25L×157円=23,432円

ガソリン代については、NV200バネットの方が3,807円高くなる計算です。しかし、ADよりも積載量が増えることから、1台でより多くの荷物を効率的に運ぶことができる点を考慮すると、1台あたりのガソリン代は高くなるものの、運行数を削減できるため、組織全体としての燃料コストは抑制できる可能性があります。

NV200がおすすめの業種

ADよりも積載量が多い点、床面地上高が低く荷物の積み下ろしがしやすい点、後部ドアはスライドドアである点を考慮すると、特に運搬する荷物の多い卸売業や大型の荷物を運ぶ可能性が高い設備工事業、総合工事業などにおすすめです。また、高い安全性能が装備されていることから、営業範囲が広い法人、長距離移動が多い法人にもおすすめです。

軽ならではの取り回しの良さと安全性能で選ぶ「デイズ」

デイズは軽トールワゴン車です。軽自動車ながら、広々とした室内空間を実現し、先進運転支援システムも装備しています。さらに、軽自動車ならではの優れた燃費と小回り性能は、商用車としても高い人気を誇ります。
また、2020年には、軽自動車として初めて新総合評価(自動車安全性能2020)において、最高評価のファイブスター賞を獲得しています。

デイズの基礎情報

項目 Sグレード(2WD)の場合
車両寸法(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,650mm
室内寸法(長×幅×高) 2,065mm×1,340mm×1,270mm
荷室内側寸法(長×幅×高) 1,480mm×1,065mm×870mm(※)
排気量 0.659L
燃料消費量 23.2km/L(WLTCモード)
最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/3,600rpm

(※)荷室内側寸法は2名乗車時における社内測定値
※主要寸法・燃費はメーカー公表値/主要装備表に基づきます(グレード・駆動・測定条件により異なります)。

軽自動車でありながら、室内空間は広く確保されており、後部座席も足を組んで座れるほどのゆとりを確保しています。

【積載性】デイズとADにミカン箱を載せた場合の比較

デイズもミカン箱を積載し、ADとの積載数を比べてみました。デイズに積載できるミカン箱の数は16個です。ADに比べると積載数は劣るものの、ノートと比べてもその差は1つだけという驚きの結果となっています。このことから、デイズは軽自動車でありつつも、高い積載能力を誇ることがお分かりになるでしょう。
また、段ボール箱を16個積載した後も、上部スペースに余裕があるため、空いているスペースに脚立などを乗せることが可能です。また、後部ドアは約90度開口するため、後部座席からの荷物の積み下ろしはADよりも楽に行えます。

これは、2名乗車・後席格納の条件でミカン箱相当(38×32×28cm)の段ボールを用いた社内測定値です。視界確保/安全確保のため、実使用時は運用ルールに従ってください。

※デイズの撮影車両のグレードは「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」

軽自動車でありながら高い安全装備と操作性の良さがデイズの魅力

デイズは、軽自動車でありながらさまざまな安全装備を搭載しており、安全性の高さが魅力の1台です。運転席はもちろん、助手席にもSRSカーテンエアバッグシステムが搭載されており、万が一の事故の備えも十分に行われています。

軽自動車初のプロパイロット機能の装備によって、渋滞時の走行やロングドライブ時のドライバーの負担軽減を実現しています。また、インテリジェントエマージェンシーブレーキは、ミリ波レーダーとフロントカメラとの相乗効果で、前方の車両や人、自転車を検知し、衝突を回避することが可能です。そのほか、側方の運転を支援するインテリジェントLIや車線逸脱警報(LDW)、後側方車両検知警報(BSW)、後退時車両検知警報(RCTA)、インテリジェントアラウンドビューモニターなど、さまざまな機能が搭載されています。

※仕様はグレードによって異なります。

月間のガソリン代の比較

以下の条件でADとデイズの月間のガソリン代を比較してみます。
・月間走行距離:2,000km
・ガソリン価格:157円/L(※政府統計局:小売物価統計調査 調査結果 価格の動向「ガソリンの東京都区部の小売価格」2026年2月時点)

ADの場合:燃費16.0km/L
(DXグレード・2WD・WLTCモード)
デイズの場合:燃費23.2km/L
(Sグレード・2WD・WLTCモード)
2,000kmを走行するために
必要なガソリン
2,000km÷16.0km/L=125.0L 2,000km÷23.2km/L=86.21L
月々のガソリン代 125.0L×157円=19,625円 86.21L×157円=13,535円

ADとデイズの月間のガソリン代を比較すると、デイズの方が月間6,090円低く抑えることが可能です。燃費の良さもデイズの大きな魅力だといえます。

デイズがおすすめの法人

後部ドアが90度開閉することによる荷物の積み下ろしのしやすさや軽自動車としては十分な積載性の高さに加え、取り回しの良さ、高い燃費性能、安全性の高さがデイズの特徴です。ADに比べても車両本体価格を抑えられ、さらに、燃費性能も高いため、コストパフォーマンスを重視したい法人におすすめです。
また、乗用車として後部座席の快適な座り心地も実現していることから、卸売業などの営業車のほか、医療福祉業、サービス業などの社用車としてもご活用いただけます。4WDモデルも用意しているため、山間部や雪道を走行する機会が多い地域の法人にもおすすめです。

小回りの良さ・コスト・積載性のバランスで選ぶ「クリッパーバン」

クリッパーバンは、利便性と快適性、低燃費性、積載性能の高さを兼ね備えた軽商用バンです。クリッパーバンは、NV100クリッパーとして販売されていたもので、2024年3月にクリッパーバンに名称が変更されています。また、さらに広い荷室と多彩なシートアレンジで、より幅広いシーンで利用可能なクリッパーリオもあります。

クリッパーバンの基礎情報

項目 DXグレード(2WD・CVT車・2名乗車時)の場合
車両寸法(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,895mm
荷室内側寸法(長×幅×高) 1,910mm×1,320mm×1,240mm
排気量 0.658L
燃料消費量 16.4km/L(WLTCモード)
最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/4,000rpm

※主要寸法・燃費はメーカー公表値/主要装備表に基づきます(グレード・駆動・測定条件により異なります)。

小回りの利く走りとスムーズな操作性、良好な視界を実現した運転席を設計し、前席フロアをウォークスルーデザインにしたことで、助手席と運転席間を自由に移動することが可能です。運転席と助手席には大型の乗降グリップが設置されており、素早い乗り降りをサポートします。

【積載性】クリッパーバンとADにミカン箱を載せた場合の比較

クリッパーバンは軽自動車ですが、段ボール箱の積載可能数はADを12個も上回る40個となりました。後部ドアはスライドドアのため、バックドアだけでなく、サイドからの荷物の積み下ろしもラクラクです。

これは、2名乗車・後席格納の条件でミカン箱相当(38×32×28cm)の段ボールを用いた社内測定値です。視界確保/安全確保のため、実使用時は運用ルールに従ってください。

軽自動車ならではの取り回しの良さがクリッパーバンの魅力

クリッパーバンの最小回転半径は、4.1mであり、ADの4.7mよりさらに取り回しが楽になります。そのため、狭い路地への侵入や縦列駐車もしやすく、住宅地の走行に最適です。
また、軽自動車でありながら、ふらつきを注意するインテリジェントDAや先行車発進お知らせなど、日産ならではの安全装備で走行時の安全性を高めています。

月間のガソリン代の比較

以下の条件でADとクリッパーバンの月間のガソリン代を比較してみます。
・月間走行距離:2,000km
・ガソリン価格:157円/L(※政府統計局:小売物価統計調査 調査結果 価格の動向「ガソリンの東京都区部の小売価格」2026年2月時点)

ADの場合:燃費16.0km/L
(DXグレード・2WD・WLTCモード)
クリッパーバンの場合:燃費16.4km/L
(DXグレード・2WD・WLTCモード)
2,000kmを走行するために
必要なガソリン
2,000km÷16.0km/L=125.0L 2,000km÷16.4km/L=121.95L
月々のガソリン代 125.0L×157円=19,625円 121.95L×157円=19,146円

ADとクリッパーバンの月間のガソリン代を比較すると、クリッパーバンの方が479円ほど低くなります。

クリッパーバンがおすすめの業種

車両本体価格もクリッパーバンの方が安く、燃費も良いため、ADより小回りの良さやコストパフォーマンスの良さを重視したい場合は、クリッパーバンがおすすめです。住宅を訪問することが多い運送業や設備工事・総合工事業のほか、積載性の高さと燃費の高さから卸売業や小売業などにも好評をいただいています。

まとめ

日産の商用バンとして40年以上にもわたり愛用されてきたADが2025年10月をもって生産を終了し、長い歴史を閉じました。ADの生産終了に伴い、長年ご愛用いただいていたお客さまには、後継車選びなどの面において、ご不安やご心配をおかけしております。ADの魅力であった広い荷室と高い積載性は、商用車としての高い信頼性を得ていました。一方で、現行の日産車もADには負けないさまざまな魅力を備えています。

ADの発売から40年余りの間に、ビジネスモデルも多様化し、商用車に求められるニーズも多様化してきました。自社の事業に最適な商用車を選ぶには、商用車というカテゴリだけにこだわらず、自社が重視するポイントを備える1台を選ぶことが大切です。

日産では、現在のクルマの利用法や今後のご希望などをお伺いした上で、ADに代わる最適なクルマのご提案も行っています。ADに代わる1台をお探しの際には、お気軽にご相談ください。
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監修者 石川真禧照(いしかわ まきてる)
自動車を人々の生活の道具として、簡単で分かりやすい評価から評論までを得意として
自動車生活探検家を名乗り、メディア活動を行っている。
軽自動車からスーパーカーまで、年間に試乗する新車、中古車は150台以上。
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)副会長。
日本モータースポーツ記者会(JMS)会員。
2026-27 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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